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通常馬券も一時所得に 国逆転勝訴  東京高裁、地裁が認めた営利目的性を否定も“金額基準”は原判決維持

馬券の払戻金の所得区分を巡り、控訴審は、“通常馬券”の払戻金も「一時所得」に該当すると判断。 損失が生じた年の存在及びその額に対する評価が地裁との判断の分かれ目に。高裁は営利目的性を否定。 馬券の払戻金の所得区分を巡る裁 …

完全子法人株式配当の源泉徴収見直しを  会計検査院、財務省に留保金課税の適用範囲の検討も提言

完全子法人株式等に係る配当に源泉徴収したことにより生じた還付加算金が3億6,563万円に。会計検査院が財務省に源泉徴収制度の在り方の検討を求める。 同族会社の留保金課税の適用範囲の検討も財務省に提言。 完全子法人株式等及 …

法人所得金額が10年ぶりに減少  新型コロナが影響し、昭和42事務年度の統計以降過去3番目の減少額

令和元事務年度における法人税の申告所得金額の総額は65兆52億円と10年ぶりに減少。新型コロナの影響で昭和42事務年度の統計以降、過去3番目の減少額。 繰越欠損金控除後の黒字申告割合は35.3%(対前年度比+0.6ポイン …

確定申告書等の押印義務は原則廃止へ  遺産分割協議書への共同相続人等の押印等の一定手続は存続

確定申告書など、税務関係手続の押印義務は原則として廃止へ。 遺産分割協議書への共同相続人等の押印など、実印及び印鑑証明書の添付が必要な一定の手続は存続。 納期限の延長等、入力フォームが提供されていない手続はスキャンデータ …

無申告も“特段の行動”は認められず  審判所、複数の税理士に税務代理を依頼するなど無申告は意図せず

請求人が法定申告期限までに納税申告書を提出しなかったことに「隠蔽又は仮装」に該当する行為があったか否かが争われた裁決(令和2年2月13日)。 審判所、請求人が複数の税理士に税務代理を依頼するなど、法定申告期限までに申告し …

GoToイート、交際費は割引前の総額  食事券の額面総額・ポイント割引前の総額で5,000円基準判定

Go Toイートを利用した場合の交際費等の額は、プレミアム付食事券の使用による飲食、ポイント割引による飲食ともに、それぞれ食事券の額面の総額、ポイント使用前の総額となる。 Go Toイートキャンペーンは、プレミアム付食事 …

カフェテリアプランを巡る裁決で取消し  審判所、財形メニューがあることをもって換金性があるとはいえず

カフェテリアプランにおける人間ドック等補助メニューに係る経済的利益が給与課税されるか否かが争われた裁決。 審判所、カフェテリアプランに財形貯蓄補助金メニューが含まれていることをもって、換金性のあるカフェテリアプランにはな …

国税庁、年調ソフトの提供開始  マイナポータルと連携で、控除証明書等のデータを一括取得も

国税庁は、10月1日より年末調整の書類を作成するためのソフトウェア(年調ソフト)の提供を開始。一連の作業を電子化することで従業員と勤務先の負担を軽減。 マイナポータルと連携し、民間送達サービスを利用することで控除証明書等 …

他病院での麻酔施術、概算経費を認めず  東京地裁、麻酔施術は原告に主体性があるとはいえず

個人の麻酔医が他の病院で行った手術に係る報酬が「社会保険診療につき支払を受けるべき金額」に該当するかが争われた事件。 東京地裁は令和2年1月30日、麻酔施術は原告が療養の給付の主体として行ったものとは認められず、概算経費 …

総額表示義務特例、来年度改正で議論も  今年度末で適用期限切れも、小売業界の一部からは恒久化等求める声

総額表示義務の特例が今年度末で期限切れ。政府は期限延長しない方向も、一部の小売業者からは税抜価格表示の恒久化を求める声。 期限通りの廃止となった場合には、一定期間、総額表示義務が貫徹されず「税抜価格」のままの値札が残って …

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